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Q&A |
よくある質問 |
ドライクリーニングはなぜ収縮や型くずれが起こりにくいの? |
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(ア)綿、麻、絹などの場合 これらの糸は水の中では膨らみ糸が太くなるため、それと交差する糸がその分大きく波打ち、その結果生地が縮むことになります。またニットや布地は引っ張られた状態で製品化されていることが多いため元に戻ろうとして縮みます。ところが、ドライクリーニング溶剤中では糸が膨らみませんので、このような縮みは起こりません。
(イ)羊毛の場合 羊毛の繊維は、私たちの髪の毛のキューティクルと同じようにウロコ状になっています。水の中では羊毛繊維が膨らみウロコがひらき、その状態で、もまれると繊維がからみ合い徐々に目がつまって縮んでしまいます。これをフェルト化(縮絨)といいます。 ところが、ドライクリーニング溶剤中ではウロコがひらきませんので、このような縮みは起こりません。
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洗剤は使うの? |
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ご家庭での水洗いと同様で汚れを落とす為には、洗剤(ソープ)が必要です。 水洗いでは主に油性の汚れを落とすなどの目的で洗剤を使用しますが、ドライクリーニングでは水溶性の汚れを落とすなどの目的で洗剤を使用します。水洗いでは汚れを抱え込んだ洗剤を毎回毎回排水しますが、ドライクリーニングでは蒸留やろ過などの方法で溶剤を再生浄化しながら洗います。つまり、すすぎながら洗うという状態になりますので、洗剤(ソープ)を含めた溶剤の管理が洗浄品質の重要なポイントとなります。
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衣類にはどんな汚れがついているの? |
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コートやスーツと、下着類では当然ながら汚れの種類やその量も異なり、季節によっても異なります。一般的にコート、スーツ等の外衣では、一番多いのが不溶性の汚れ、次に油性、水溶性の汚れの順です。
(1)不溶性の汚れ 泥や排気ガスのような水にも油にも溶けない汚れです。この汚れを落とすには機械力が必要なため、洗う時間や洗う量などの管理が必要です。
(2.)油性の汚れ 身体から分泌される油分などの汚れです。ドライクリーニングでは溶剤に溶け出す汚れですが、水洗いでは洗剤の働きで取る汚れです。
(3)水溶性の汚れ 汗と一緒に分泌される塩分などの汚れです。水洗いでは水に溶け出す汚れですが、ドライクリーニングでは洗剤(ソープ)の働きで取る汚れです。
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家庭洗濯とクリーニング店どう違うの? |
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1.洗い コート、スーツなどの汚れの大半は不溶性の汚れと油性の汚れです。品物のダメージを極力おさえ、この汚れを落とすには水洗いよりドライクリーニングが優れています。ウールやシルクなどの天然繊維は水洗いでダメージを受けやすいため、ドライクリーニングが適しています。汚れや、シミ、素材等に合わせて最適な洗浄方法を選ぶことが大切です。
2.仕上げ 仕上げには、湿気、熱、圧力が必要です。 例えば背広の上着を仕上げる時芯地のある部分とない部分、しわを伸ばす時と形を決める時では、最適な湿気熱圧力がそれぞれ違ってきます。また、洋服は立体的に縫製されていますので、平らな台の上でアイロンだけで仕上げるにはおのずと限界があります。クリーニング店では各種機械や補助具を使用し、技術者が仕上げています。
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毛皮はどうやって洗うの? |
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とうもろこしの芯を粉にしたもので洗います。とうもろこしの芯は活性炭のように微細な穴があいた構造となっています。この穴に汚れた油分やホコリ、排気ガスなどの汚れ分を吸着させて洗浄します。この後洗髪後のリンスと同様に特殊な加工剤を添加して潤い分を補います。 |
皮革はどうやって洗うの? |
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大きく分けて二つの方法があります。 特殊な水洗いと、特殊な潤い分を溶け込ませた溶剤を使用するドライクリーニングです。革は染色が弱いため普通のドライクリーニングでは、脱色したり色移りするばかりでなく、革の持つ潤い分が抜けて収縮したり硬化してしまいます。 皮革と生地の組み合わせ品や色々な色の革を縫い合わせたものは、クリーニングできない場合がありますのでご相談下さい。
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一度しか着ていない衣類、クリーニングしなければいけないの? |
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真っ白のスーツだったらどうしますか?一度の外出でも意外と汚れているもの。保管中に汚れが変質して取れにくくなったり、カビや虫食いの原因となります。クリーニングをお勧めいたします。 |
クリーニングしたらダニはいなくなるの? |
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死滅します。水洗い、ドライクリーニングの洗浄や乾燥中に死滅するばかりではなく、仕上げの熱によっても死滅することが確認されています。 |
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